【中国上海】浦東空港と虹橋空港の間の移動方法【空港バス編】

上海浦東空港から上海虹橋空港までバスで移動する海外旅行

中国旅行や中国出張で、まずは上海に行くということは多いと思います。

しかし、上海には国際空港が2つ虹橋空港(SHA)浦東空港(PVG)があります。

どちらになるかは、利用する航空会社や便によります。

 

中国の国内線に乗り継ぎたいとき、別の空港に行く必要があるかもしれません。

別の町に行くのに、高速鉄道に乗る必要があったりもします。

空港間移動は、けっこう時間がかかり大変です。

 

「空港間をどう移動したらよいの?」という疑問は、この記事で解決できます!

2つの空港間の主な移動手段は2つあり、空港間バス利用と地下鉄利用です。

この記事では、一つ目の空港間バスの利用方法と要注意ポイントを説明します。

 

空港間バス「机场1线(Airport Bus Line 1)」

2つの空港間を直通で結ぶバス路線があります。

中国語では、「机场1线」と表記、英語では、「Airport Bus Line 1」です。

およそ60kmほどの距離があり、所要時間は1時間ほどとアナウンスされます。

 

バス停

この空港間バス1号線のバス停は、下記のとおりです。

【浦東から虹橋方面】浦東空港T1→浦東空港T2→虹橋空港T2→虹橋駅

【虹橋から浦東方面】虹橋空港T2(虹橋駅)→浦東空港T1→浦東空港T2

 

バス料金は30元

上海浦東空港から上海虹橋空港までバスで移動する

料金は、一人30元で、支払いに使えるのは現金上海の交通カードだけです。

外貨の両替や、クレジットカード払いなどはできないので注意が必要です。

先にバスに乗車し、車内の座席に料金を集めに来るので、その時に払います。

 

荷物

大きな荷物は、バス左右にあるトランクの中に預け入れられます。

似たようなスーツケースが多いと間違えやすいので、目印があるとよいですね。

小さな荷物は車内に持ち込めますが、座席上の棚は小さく使いづらいです。

 

浦東空港から虹橋空港方面へ移動時の要注意ポイント!

春秋航空やピーチエアなどのLCC利用なら、たいていは浦東空港へ到着します。

浦東空港から、虹橋空港へ行って国内線に乗り継ぐケースもあるでしょう。

高速鉄道が浦東空港にはないので、上海虹橋駅に行く必要も出てきます。

 

浦東空港から虹橋空港方面へバスで移動する場合にポイントがあります。

たとえ浦東空港T2(第2ターミナル)に到着しても、T1へ行ったほうがよいです。

というのも、上記のとおり、空港間バスはT1が始発駅だからです。

 

T2から乗ったほうが近いし便利に感じるかもしれません。

でも、T1からの乗客で満席だと乗れず、次のバスを待たないといけません。

バス停は建物の外なので、おすすめはT1のバス停まで行ってから乗ることです。

 

 

浦東空港T1のバス停は、T1の1階の6号門そばにあります。

中国の交通機関の建物では、入り口と出口がそれぞれ厳格に分けられています。

それで、T1の1階の4号門から出ると、バス停に近いです。

 

虹橋駅で高速鉄道CHRに乗る場合

浦東空港T1を出発したバスの終点は、高速鉄道(高铁)の虹橋火車駅です。

が、バスをお降ろされた場所から、駅の建物までは外をかなり歩きます

雨の場合は傘も必要になったりしますので、ここも要注意!

 

虹橋空港や虹橋駅から浦東空港へ移動時の要注意ポイント!

虹橋空港や高速鉄道の虹橋駅から浦東空港に向かう場合も同じ路線を使います。

高速鉄道の虹橋駅から出ると、地下1階の通路を歩いています。

バス乗り場は一つ上の虹橋空港T2の1階なので、エレベーターで上がりましょう。

 

建物内にバスの待合室があります。

中国語では、「2号候车室」と表記されている、2号待合室から出発します。

同じ待合室に二つ乗り場がありますが、左側の乗り口なので間違えないように!

 

虹橋国際空港T2内の電動乗り合いカート

上海浦東空港から上海虹橋空港までバスで移動する時に便利な電動カート

荷物が多いなら、駅からバス停直下までの有料電動乗り合いカートがあります。

一人10元で、荷物が特別に大きいとか、重いとかだと追加で料金がかかります。

歩いての移動距離がそれなりにあるので、乗ってしまったほうが楽です!

 

もう一つの移動方法は、地下鉄利用の場合についての記事をご覧ください。

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